当社は、千葉県野田市と「災害時における施設利用及び避難所等での運動支援に関する協定」を締結いたしました。

本協定を通して、双方の連携と協力により、災害時の地域住民への支援と日常の地域貢献に取り組んでまいります。

左から  当社  取締役副社長執行役員　望月 美佐緒、野田市長　鈴木 有（すずき ゆう）氏

千葉県野田市は東武アーバンパークラインが通り、日々多くの乗降客が利用しています。そのため災害時や鉄道の突発的な運休などが発生した場合、帰宅困難者が多数発生することが予想されます。しかし、当社が運営するスポーツクラブ＆スパ ルネサンス 野田24(以下「ルネサンス野田」)の最寄駅である野田市駅周辺には、公共の施設や宿泊施設等がなく、帰宅困難者が発生した場合、受け入れ施設の確保が野田市として課題となっています。

また、野田市民が所有している自家用車の台数に対して、車で避難できる場所が不足していることも課題です。

このような状況を踏まえ、地震等の災害発生時に、当施設を帰宅困難者の一時滞在施設、車中避難場所として提供することにより、野田市内の避難環境の更なる充実を図ることを目的に、今回の協定締結に至りました。

ルネサンス野田　駐車場

ルネサンス野田は、幅広い年齢層の方々を対象に、地域の健康づくりをサポートしています。さらなる地域貢献を目指し、野田市と協議を重ねていく中で、災害が発生した際の避難場所として施設の一部開放や、避難者への健康維持の支援などを行うことを決定しました。

当社は、今後も野田市をはじめ、周辺企業、地域の様々な団体とも連携して、他の地域課題の解決に向けても継続的に協議し、地域から必要とされる拠点を目指すとともに、お一人おひとりの『生きがい創造』に取り組んでまいります。

・帰宅困難者へ一時滞在施設として可能な範囲で施設を提供する。 

・避難者へ温浴施設の利用受入れを行い健康維持の支援を行う。 

・避難が必要な方のため、車中避難場所として、施設の一部及び設備を開放する。 

・災害時に開設している避難所で可能な範囲で運動支援を行う。

・定期的に開催される防災イベントにて普及啓発を行う。